○淳 ×敦


えー…メールでご指摘いただいて、今更気付いたんですが…
(すみません、メールも忙しくて今頃チェックした次第で…)
きらきら馨る」文庫7、8巻の登場人物紹介において
電子書籍は13〜16です)
中務卿宮様の名前の字が途中から違ってました…。

「淳貴親王」です。
「敦貴」は間違いです。
ご指摘くださってありがとうございました。とほほ…orz
いくつか感想などいただいておりますが
仕事以外のメールには個別にお返事するのは控えさせていただきます。
すみません。
でも、とても有り難く読ませていただいています。



宮様のお名前の「淳貴」は実在の人物からいただきました。
漫画家になる!と言って書店を辞めたものの、まだ漫画家駆け出しで
苦しい財政状況を改善すべく、パートでワープロ打ちをしていました。
その会社の初代N部長のお名前です。
「じゅんき」だったか「あつたか」だったか、もう忘れてしまいましたが
(N部長すみませーん)
字面がとても良かったので、いつか使わせていただこう〜と、
ずっと機会を伺っておりました。
お名前の持ち主は、いかにも会社の部長さん!という方でした。
この会社は社員の皆さんも、同じパート仲間の皆さんも
いい人ばかりで毎日仕事に行くのがとても楽しくて、
漫画の方が順調になってきて、辞めるのがちょっと寂しかったです。
辞める時、異動してきたばかりの3代目G部長に、
「キミと仕事できるって楽しみにしてたのに!ボクの事嫌いなんだ〜」と
寂しがられたのが嬉しいような、辛いような…。
G部長はとても生真面目な方で、バレンタインデーに
パートさんがチョコレートを配ろうとしても、
絶対受け取らなかったそうですが
最後の日に私が配ったお菓子は受け取って下さいました。
というか
「部長が取って下さらないと他の人が取れません」と
無理矢理取らせたんですが…。
(こんなんだから、一部の方々から「○ッテンマイヤーさん」
とか言われてたんだろうな…)
G部長、最後まで無礼者ですみませんでした。
2代目N部長は漫画大好きで、漫画の話で盛り上がったり
漫画やらCDやら貸したり。
ワープロ打ってると、うしろから「おつかれ〜」と肩モミして下さったり。
(あの当時はセクハラなんて言葉がなくて良い時代だったな)
皆さん、今でもお元気でいらっしゃるでしょうか。


会社勤めは楽しいことばかりではなかった筈なのですが。
あの会社での事は、どうしてか思い出すのは楽しい事ばかり。
そして多分、書店時代も含めて出会った個性溢れる人達の記憶が、
仕事しっかり、でも遊ぶ時は遊ぶ宮様Sや琥珀達、
チームワークばっちりな玻璃宮や内裏の役人達として、
または、部下を時に暖かく時に厳しく指導する
閻羅王や転輪王、天帝、帝や大臣として
私の作中で再生されてるんだろうなと思います。